VPS-W被覆プラズマ対向材料の開発と界面接合性の評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of Interface Layer and Development of VPS-W Coatings on Plasma-Facing Component
説明
核融合炉の第一壁は高熱負荷に曝され、それに耐える必要がある。現在、第一壁をWで被覆することが検討されているが、被覆方法の一つであるVPS法は大面積の基材に成膜するのに適している。しかし、F82Hなどを基材として用いた場合、基材温度を高くできず高品質な膜を得ることが難しい。また一方で、高温で成膜可能なカーボンに成膜する場合、相互拡散により脆いWC層を形成する。そこで、本研究では低い基板温度で高品質な被膜を成膜する技術開発を目標としている。 これまでの研究より、皮膜の柱状組織がW皮膜の膜質向上に有効であることを明らかにし、柱状組織の割合を効果的に増加させる方針を発見した。またカーボンへの被覆する場合は十分に溶融したWを黒鉛表面の凹部に良く入り込ませ投錨効果による接合を行うことが有効であると判断した。本発表ではこの新たな方針で作製した皮膜と、IG430Uへ成膜した皮膜の評価を行う予定である。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 695-, 2012
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680700816256
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- NII論文ID
- 130005051994
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可