ヘリウム注入した低放射化フェライト鋼における疲労き裂成長とその寿命

DOI
  • 野上 修平
    東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻
  • 長谷川 晃
    東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻
  • 山崎 正徳
    東北大学金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Fatigue Crack Growth and Life in Helium-implanted Reduced Activation Ferritic/Martensitic Steel

抄録

核融合炉ブランケット構造材料は、14 MeV中性子照射により、はじき出し損傷のみならずヘリウムなどの核変換生成物の影響を受けるため、材料特性に及ぼすそれらの影響を明らかにする必要がある。さらに、ブランケット構造材料は、熱負荷や電磁力などによる動的変動応力に曝されるため、疲労損傷の蓄積が設計・運用上の課題である。本研究では、DEMO以降のブランケット構造材料として使用される低放射化フェライト鋼を対象に、微小き裂成長挙動や疲労寿命などの疲労特性に及ぼすヘリウムの影響について調査した結果を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680700991104
  • NII論文ID
    130007035287
  • DOI
    10.11561/aesj.2012s.0.683.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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