原子力機構における環境浄化への取り組み 高分子捕集材等をもちいる放射性物質回収・除去技術の開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Environmental clean-up projects of JAEA, developments for recovery and decontamination methods of radioactive materials by the polymer-like compounds
- (3) Design and Development of Cesium Selective Adsorbent
- (3)セシウム高選択性吸着剤の設計および開発
抄録
セシウムに対する高選択的吸着材として新しいクラウンエーテルDB20C6を開発した。本配位子はK選択的なDB18C6を基に開発された化合物であるが、クラウン環に金属がフィットするのみならず、環が折れ曲がる形でセシウムに選択性を示すユニークな化合物である。これは、セシウム選択的なカリックスクラウンとクラウンエーテルの特性をカリックスクラウンに比べて低分子であるにも関わらず実現した化合物として注目される。本発表では、このDB20C6のセシウムに対する分離および配位特性に関して紹介し、併せて福島県飯舘村で実施されたフィールド試験の結果についても述べる予定である。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 618-618, 2012
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680701723648
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- NII論文ID
- 130007035982
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可