LA-ICP-MSを用いたアルゼンチン南パタゴニアのCerro Pampaアダカイトに含まれる地殻ジルコン結晶のU-Pbスポット年代と、それから構築される地殻年代発達史

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パタゴニア南端地域では、中新世から現在に至るまで、拡大中の海嶺が南米大陸の下への沈み込みがおこっている。海嶺沈み込みに関連したアダカイの質のマグマ活動はチリ側にある6火山だけでなく、背弧地域であるアルゼンチン側でも3岩体確認されている。Cerro Pampa岩体は背弧側の最も北に位置し、典型的なアダカイトの組成を示す。このマグマはスラブ溶融によって生成されたため、地殻下部から上部に至る大陸地殻のすべて部分を貫いて地上に到達した。従って、それに含まれる地殻ジルコンの年代は、現在地上に露出してはいないものの地下で大陸地殻を形成する、あらゆる深さの岩体の年代を含みうる。本研究ではパタゴニア直下の地殻構造について言及する.

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  • CRID
    1390282680707203968
  • NII Article ID
    130005053488
  • DOI
    10.14862/geochemproc.55.0.239.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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