岩石の風化生成物に基づく六甲山系河川水の水質形成過程について
説明
河川水の化学組成に関するデータは多数報告されているが、各成分の起源や水質形成過程の理解についてはまだ十分であるとは言えない。そこで本研究では、各成分の起源や風化反応と水質との関係を知るために、六甲山地における岩質の異なる2つの地域(六甲花崗岩・布引花崗閃緑岩)で河川水および岩石・土壌を採取し、河川水の溶存成分の測定および岩石・土壌中の風化生成物の同定を行った。また、実際の風化生成物から鉱物ごとの反応式をたて、河川水の溶存成分と比較し、各地域での水質形成過程について検討した。
収録刊行物
-
- 日本地球化学会年会要旨集
-
日本地球化学会年会要旨集 55 (0), 332-332, 2008
一般社団法人日本地球化学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680707482624
-
- NII論文ID
- 130005053592
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可