炭素質隕石中のグラファイト様物質のラマン分光分析
説明
種々の熱変成度の隕石中の炭素質物質のラマンスペクトルを測定し、熟成度との関係を調べた。G-バンドの半値幅を縦軸とし、中心波数を横軸としてプロットすると右下がりの緩い相関が見られた。CMコンドライトはこのダイアグラム上で、熱変成温度の増大とともに、他のサンプルとは異なった経路を描くように見えるが、これはCMコンドライトの熱変成が他のサンプルの場合と比べて、より高温・短時間であることの反映である可能性がある。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 54 (0), 55-55, 2007
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680707997312
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- NII論文ID
- 130004593142
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可