ハプト藻の長鎖アルケン組成の多様性
書誌事項
- タイトル別名
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- The variation in long-chain alkenes composition in alkenone-producing Haptophytes
説明
アルケノンはハプト藻の一部の種が生産する長鎖不飽和アルキルケトンであり,生育温度に応じて不飽和度が変化する性質を利用して古水温指標として応用されてきたが,その生合成経路や生理学的な機能は未解明である。アルケノン合成種からは炭化水素である長鎖アルケンも報告され,その構造から生化学的にアルケノンと関連性の高い化合物であると考えられている。本研究ではアルケノン合成種である Emiliania huxleyi, Gephylocapsa oceanica, Isochrysis galbana, Chrysotila lamellose に加えて, Pleurochrysis carteraeなどのアルケノン非合成種8種のアルケノンおよび長鎖アルケン分析の結果を報告し,長鎖アルケンの先行研究をレビューしながらその地球化学的な応用の可能性を議論する。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 182-, 2012
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680708354944
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- NII論文ID
- 130004593582
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可