H2O高圧氷の126 GPaまでの体積変化と水素結合対称化転移 -放射光X線回折測定と密度凡関数計算を用いて-

書誌事項

タイトル別名
  • Compression of H2O ice to 126 GPa and implications for hydrogen-bond symmetrization: Synchrotron x-ray diffraction measurements and density-functional calculations

説明

本研究では高圧下におけるX線回折測定、及び密度汎関数計算を組み合わせ、圧力126 GPaまでのH2O高圧氷の体積変化、及び高圧相転移について調べた。高圧発生にはダイヤモンドアンビルセルを用い、X線回折測定には大型放射光施設SPring-8の高輝度X線を用いた。300 Kにおける等温圧縮実験の結果、本実験圧力範囲内(17-126 GPa)ではH2O高圧氷の酸素副格子は体心立方構造のままであるが、40 GPaと60 GPaにおいてその非圧縮率が急激に変化することがわかった。これら2度の非圧縮率の変化はそれぞれ、氷VII相から氷VII

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680709454848
  • NII論文ID
    130005053732
  • DOI
    10.14862/geochemproc.55.0.75.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ