大気中ジブロモメタンの長期高頻度観測と発生源の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Long-term hourly measurements of dibromomethane in the atmosphere
説明
ジブロモメタン(CH2Br2)とブロモホルム(CHBr3)は、主として海洋(特に大型藻類)から放出される比較的短寿命の有機臭素化合物で、成層圏に存在する臭素(Br)19.5~24.5pptのうち3~8pptに寄与していると考えられている。しかし、これらの発生源分布は極めて不均一であり、発生と消失の時間的な変動も大きいため、グローバルな発生量や影響の評価には大きな不確実性がある。本研究では、沖縄県・波照間島と北海道・落石岬において大気中CH2Br2の高頻度観測を数年間実施し、その季節変動・経年変化を明らかにすると共に、トップダウンの発生量解析の可能性について検討した。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 60 (0), 213-, 2013
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680709680640
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- NII論文ID
- 130004593973
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可