中国江蘇省曙光のレス・古土壌層の元素・鉱物組成
書誌事項
- タイトル別名
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- Elemental and mineralogical compositions of the loess-paleosols at the Shuguang site in Jiangsu Province, China
抄録
中国江蘇省曙光窯厰で採取されたレス・古土壌層の元素・鉱物組成変化をレスの堆積・古土壌の生成過程と対応づけて考察した.<BR>曙光露頭には,海洋酸素同位体ステージ(MIS)19からMIS10に対比されるレス・古土壌層が堆積している.<BR>Al, Ca, Mg, K, Sc, Cu, Zn, Sr, Cr, Liは Chemical Index of Alternation(CIA)とMIS11古土壌を除いて,ほぼ同じ変化を示し,風化・土壌化の進行により濃集する.Ca/Al, K/Al, Sr/AlはCIAと全層で同じ変化を示す.Si, Na, P, Yは,全体的に上層から下層に向かって濃度が低くなり,CIAと各層の濃度変化が逆になる元素である.Si/Alの変化はCIAと同じ変化を示し,Si/Alが高い層で石英のピークが強く検出されたことから,風化・土壌化の進行によりSiは濃集する.<BR>曙光のレス・古土壌とMIS12からMIS2に対比されるレス・古土壌からなるHeshangdun遺跡の結果から,曙光下部からHeshangdun遺跡上部のレス・古土壌にかけて,CIAは減少し,Na濃度と斜長石のピーク強度は増加しており,風化が弱まっていることを示している.
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 131-131, 2009
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680709865728
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- NII論文ID
- 130005053795
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可