初期地球と初期火星の大気から供給される有機分子
書誌事項
- タイトル別名
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- Prebiotic compounds supplied from early atmospheres of Earth and Mars
抄録
<p>初期の地球や火星の大気は従来考えられたよりもより還元的状態であった可能性がある。還元大気下での光化学反応は非生物的に有機物を合成する主要なメカニズムであり、生命起源に寄与した可能性があり、いかなる惑星環境でどの種の有機化合物がどれだけのフラックスで供給され得るのかについて、系統的な研究が必要である。我々は太陽光を模擬した紫外光源を用いて有機物合成実験を開始した。予察的な実験結果は(1)水の光解離速度と(2)系の酸化還元状態の二つの環境因子が、合成される有機物の種類とフラックスを変える主たる要因であることを示唆している。講演では、このような新しい観点から初期地球と火星の大気から供給されたであろう有機物について再考し、それが生命の起源や地球初期の生態系に与える影響について議論する</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 63 (0), 173-, 2016
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680712216832
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- NII論文ID
- 130005279960
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可