窒素同位体モデルを用いた南極縁辺海における過去2000年間の表層窒素循環変動の解析
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- 吉川 知里
- 海洋研究開発機構
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- 近本 めぐみ
- ハワイ大学
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- Johan Etourneau
- アンダルシア地球科学研究所
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- Xavier Crosta
- ボルドー大学
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- 小川 奈々子
- 海洋研究開発機構
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- 大河内 直彦
- 海洋研究開発機構
書誌事項
- タイトル別名
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- An insight into the changes in surface nitrogen cycle in the Antarctic marginal sea over the past 2000 years based on a nitrogen isotopic model
説明
<p>南極海は、海氷生産を通して海洋熱塩循環を駆動することから、全球の気候システムにおいて重要な役割を果たしている。東南極ウィルキス・ランド沖のアデリー海において、2010年に詳細な年縞をもつ貴重な海底堆積物が採取されたことを機に、この海域における完新世の海洋環境の高解像度な復元と解析が実施されてきた。この一環として、海氷プロキシーであるChaetoceros属珪藻の休眠胞子やF. CurtaやF. cylindrusの過去2000年間の変動が復元された(Campagne et al. in prep.)。一方、海洋表層水中の栄養塩環境の指標となるクロロフィルの化合物レベル窒素同位体比は、上述のパラメーターとほぼ同期する形で-8から0‰の範囲で変動することが示された(Etournea et al. in prep.)。本研究では、窒素同位体モデルを用いて、アデリー海における過去2000年間の表層窒素循環変動を復元し、堆積物中のクロロフィル窒素同位体比に見られた変動のメカニズムを考察した。</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 12-, 2017
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680712224000
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- NII論文ID
- 130006198523
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可