海水成分存在下における多環芳香族炭化水素の光化学反応過程とその生成物
書誌事項
- タイトル別名
-
- Photolysis of polycyclic aromatic hydrocarbons in saline conditions
抄録
多環芳香族炭化水素(PAHs)は有機物の燃焼や石油漏洩事故によって環境中へ放出され、水圏に蓄積する。PAHsが海域に流出した際、どのような光化学反応が起きうるのかを研究した。太陽光や紫外線照射の結果から、海水に含まれている塩化物イオンや臭化物イオンによって光反応性の高い一部のPAHsは、より強い毒性が疑われるハロゲン化誘導体へ変化することが明らかになった。
収録刊行物
-
- 日本地球化学会年会要旨集
-
日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 244-, 2015
一般社団法人日本地球化学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680712403328
-
- NII論文ID
- 130005492291
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可