バングラデシュのガンジス-ブラマプトラ-メグナ川水系の河川水と地下水におけるδ88Sr・87Sr/86Sr組成

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タイトル別名
  • d88/86Sr and 87Sr/86Sr compositions of river- and ground-waters from Ganges-Brahmaputra-Meghna river system in Bangladesh

抄録

ガンジス、ブラマプトラ川は非常に高い87Sr/86Sr組成(~0.72-0.73)をもち海洋への溶存Sr供給源として最も重要な地域のひとつとされる。本発表ではガンジス川・ブラマプトラ川・メグナ川の河川水ならびにベンガル平野で採取した地下水のδ88/86Sr・87Sr/86Sr組成を報告する。ガンジス、ブラマプトラ、メグナ川のδ88/86Srはそれぞれ0.27、0.32、0.28‰で季節変化は認められず、三河川の合流後は0.308‰であった。地下水は0.184~0.365‰の値をとり、平均0.31‰で三河川の合流後の値とほぼ一致した。このことは河川水と地下水がもつδ88/86Srフラックスは大きく違わないという従来の仮定を支持する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680712424192
  • NII論文ID
    130005492328
  • DOI
    10.14862/geochemproc.62.0_256
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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