海洋環境における水銀の形態変化と生物移行

書誌事項

タイトル別名
  • Transformation and Bioaccumulation of Mercury in Marine Environment

説明

近年、水銀汚染は地球規模の環境問題として対策および研究が進められている。特に魚介類に含まれるメチル水銀は、水俣病の原因となった有害物質であり、その強い毒性が知られている。自然界には、火山や熱水活動から放出される自然由来の水銀と、火力発電所等の産業活動に伴って人為的に排出される水銀が存在する。こうした水銀は主に無機形態の水銀であるが、水銀循環の過程で、嫌気性細菌による有機化が知られており、人間活動による水銀汚染の進行が懸念されている。本講演では、こうした水銀の海洋環境における形態変化と生物移行について紹介する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680713372160
  • NII論文ID
    130005492435
  • DOI
    10.14862/geochemproc.62.0_77
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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