2‐シクロヘキセノン体とシクロアルケンカルボキシレートとの光付加環化反応における配向選択性の遷移状態解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Transition State Analysis on Regioselectivity in Photocycloaddition Reactions of Cyclohexenone with Cycloalkenecarboxylates
説明
2‐シクロヘキセノン体と環状アルケンカルボキシレートの[2+2]光付加環化三重項反応における配向選択性は、その環状アルケンが4員環、5員環、6員環のいずれであるかによって異なり、小員環ほどhh付加体が生成しやすいという実験結果が得られている。本報では、MOPAC(PM3, PM5)を用いてそれぞれ異なる配向についてフロンティア分子軌道(FMO)を解析し、続いて遷移状態(TS)解析を行った。さらにab initio(UCIS)法による計算を行いその配向選択性の差の原因を明らかにした。その結果、それぞれの配向性は、初期段階の遷移状態エネルギー差によって説明できた。初期構造、計算方法等によるデータを示し、反応機構を明らかにする。
収録刊行物
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- ケモインフォマティクス討論会予稿集
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ケモインフォマティクス討論会予稿集 toyoha (0), JP16-JP16, 2001
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680713406080
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- NII論文ID
- 130004575279
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可