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- 比留間 政太郎
- 順天堂大学
書誌事項
- タイトル別名
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- アシ ハクセン ツメ ハクセン ビョウタイ ト シンダン チリョウ タイサク
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説明
足白癬,爪白癬の診断と治療について,代表的な皮膚科教科書を引用してまとめた.足白癬の病型は,小水疱型,趾間型,さらに,軽度の角化を伴う足白癬を非炎症性落屑・角化型と分類し,従来の角質増殖型を広義に解釈することを提案した.足白癬の治療・対策は,細菌感染,id reactinonなどの2次病変を伴う足白癬に対する治療法の選択がポイントで,足白癬の重症度に応じて,十分な経口剤の併用が望ましい.爪白癬の病態は,爪甲内への真菌(白癬菌,酵母,非白癬性糸状菌)の感染であり,正確な原因菌の同定が治療上も大切である.経口抗真菌剤療法は,爪病変が患者におよぼす身体的・精神的負担を十分に評価して行うことが大切である.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 121 (1), 7-10, 2011
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680714387200
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- NII論文ID
- 130004708778
- 10030569395
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 10943122
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可