Erythrobacter sp. によるCH₃Cl生成への培養温度の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Temperature effect on the production rates of methyl chloride in cultures of Erythrobacter sp.
説明
<p>揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound : VOC)の1つであるCH3Clは、成層圏でのオゾン分解に関与している。このCH3Clの生成源の1つとして、海洋に生息するバクテリアであるErythrobacter sp. が知られている。本実験ではErythrobacter sp. の培養を15℃、20℃、25℃、及び30℃の各温度で行い、CH3Clの生成を調べた。その結果、培養温度の上昇に伴いCH3Clの最大濃度が増加しただけではなく、細胞数当たりのCH3Clの生成速度も増加していることが分かった。以上のことから海洋での温度変化は海洋微生物によるCH3Cl生成に影響を及ぼすことが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 67-, 2017
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680714409856
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- NII論文ID
- 130006198786
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可