病院現況および患者視点からみた進行期悪性黒色腫に対する新規治療

  • 山﨑 修
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学 岡山大学病院メラノーマセンター
  • 加持 達弥
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学 岡山大学病院メラノーマセンター
  • 梅村 啓史
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学 岡山大学病院メラノーマセンター
  • 平井 陽至
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学
  • 森実 真
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学
  • 濱田 利久
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学
  • 高田 実
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学
  • 岩月 啓氏
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学 岡山大学病院メラノーマセンター
  • 勝井 邦彰
    岡山大学病院メラノーマセンター 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科陽子線治療学
  • 合地 明
    岡山大学病院医療情報部

書誌事項

タイトル別名
  • New Treatment of Advanced Melanoma from the Viewpoint of Patient and Hospital Management
  • ビョウイン ゲンキョウ オヨビ カンジャ シテン カラ ミタ シンコウキ アクセイ コクショク シュ ニ タイスル シンキ チリョウ

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説明

<p>進行期悪性黒色腫の新規治療は非常に高額で医療費の増大を招く可能性がある.悪性黒色腫患者に医療費に関するアンケート調査をして治療別に比較した.2015年度上半期の診療実績を前年度と比較し,新規治療施行例の薬剤費を概算した.新規治療群は医療費が生活費の20%以上で負担感が強かった.外来の診療用請求額,診療単価,医療費率が増加し,新規治療が要因の一つと考えた.新規治療症例の薬剤費は高額であった.新規治療による患者の経済的負担,病院の経営的側面,国民医療費の問題を理解し,医療経済面に配慮する必要がある.</p>

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