書誌事項
- タイトル別名
-
- Analysis of the Mechanism for Development of Postoperative Gluteal Muscle and Skin Damage Using a Finite Element Method
- ユウゲン ヨウソホウ ニ ヨル シュウジュツキ ダイデンキン ・ デンブ ヒフ ショウガイ ハッセイ キジョ カイセキ ノ ココロミ
この論文をさがす
抄録
<p>筆者らは周術期の潜在的な大臀筋傷害を画像,血液検査で見出し,その一部は臀部の皮膚傷害を伴うことを報告した.MRI画像所見より原因のひとつとして大臀筋の温度上昇による傷害を想定し,解剖学的構築および組織の電気伝導度を計算した3次元モデルを作成し,術中の電気メス使用により熱による組織傷害がおきうるか有限要素法を用いた解析を施行した.骨盤底に近い部位を操作する手術において大臀筋の温度上昇の可能性が裏付けられ,泌尿器科の手術症例で大臀筋傷害が多くみられる事実と一致した.この解析で病態のすべてを説明することはできないが,大臀筋の温度上昇が原因のひとつとなっている可能性が示された.</p>
収録刊行物
-
- 日本皮膚科学会雑誌
-
日本皮膚科学会雑誌 127 (8), 1765-1770, 2017
公益社団法人 日本皮膚科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680715124352
-
- NII論文ID
- 130005815337
-
- NII書誌ID
- AN00196602
-
- ISSN
- 13468146
- 0021499X
-
- NDL書誌ID
- 028368937
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可