書誌事項
- タイトル別名
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- N-isopropyl-p-I-123-Iodoamphetamine Is a Sensitive Test for Detecting Malignant Melanoma
- IMP シンチグラフィ オ モチイタ アクセイ コクショク シュ ノ ケンシュツ : Ga シンチグラフィ ト ノ ヒカク ケントウ
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説明
脳血流量測定用放射線薬剤として開発されたN-isopropyl-123I-iodoamphetamine(IMP)シンチグラフィはメラニン産生が活発な部位に取り込まれるため悪性黒色腫の原発,転移巣の発現に有用といわれている.今回我々は悪性黒色腫患者36例につきIMPシンチグラフィ(I-123-IMP)とGaシンチグラフィ(Ga-67)をほぼ同時期に施行し,その結果を比較検討した.原発巣に対する集積率はI-123-IMPが50%,Ga-67が22.7%,転移巣ではI-123-IMPが53.6%,Ga-67が46.4%と,原発巣,転移巣ともにI-123-IMPの方が集積率は高かった.また,I-123-IMPが陽性で腫瘍が存在しない症例はなかった.一方Ga-67は炎症部位も陽性所見を示し特異性もI-123-IMPに劣っていた.以上,悪性黒色腫検出において,鋭敏性,特異性ともにI-123-IMPの方が優れていることが判明した.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 111 (1), 13-19, 2001
公益社団法人 日本皮膚科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680715952384
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- NII論文ID
- 40019929360
- 10007908983
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 025120379
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可