デング熱など発疹をともなう昆虫媒介性ウイルス感染症

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  • 2.デング熱など発疹をともなう昆虫媒介性ウイルス感染症
  • デングネツ ナド ハッシン オ トモナウ コンチュウ バイカイセイ ウイルス カンセンショウ

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近年,デング熱(DF),チクングニア熱(CHIKF),ウエストナイル熱/脳炎(WNF)など蚊媒介性ウイルスが活発に活動している.なかでも熱帯・亜熱帯の都市部で流行するデング熱は,地球温暖化に加えて東南アジアなど流行地域の経済発展に伴う都市への人口集中のため,世界的に流行が拡大している.我が国の輸入例も増加し,年間200例を超える年もある.海外からの輸入デング熱患者の場合,発熱しても自宅で静養していて発疹が出現して皮膚科を受診する場合も多い.デング熱の臨床症状,入院の必要性に関する判断基準,類似の症状を呈するチクングニア熱の臨床症状について概説した.

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