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説明
多臓器転移を生じた進行期乳房外Paget病3例に5-フルオロウラシル(5-FU)+シスプラチン(CDDP)の低濃度持続投与法(low dose FP療法)を施行した.CDDPは1日量5~10mgを8時間かけて点滴静注し,5~7日間連日投与とし5-FUは1日量800~1,000mgを8時間かけて点滴静注,5日間投与とした,3例ともに皮膚原発巣がほぼ完全に消退し,転移巣の縮小を認めPRを得た,同療法はPaget病に対し,比較的安定した効果を示す可能性があり,今後症例の集積が期待される.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 107 (1), 21-, 1997
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680717010176
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- NII論文ID
- 130004680984
- 10007728171
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可