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説明
当科における全身性強皮症(以下SSc)患者46例に歯科検診を施行し,齲歯,喪失歯および処置歯について,健常人と比較検討した.またSSc症例の齲歯罹患を,罹病期間,病型,dry mouthの有無,シェーグレン症候群の有無などについて検討した.SSc群は健常人と比較し有意に齲歯罹患が多く見られ,また,SSc群内ではdry mouthを伴う症例に齲歯罹患が高い傾向が見られた.部位別では喪失歯は後方の歯に多く,現在歯は上下顎とも前歯が多く保たれ,健常歯は下顎中央に多い傾向が見られた.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 110 (6), 983-, 2000
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680717043584
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- NII論文ID
- 130004681280
- 10007724257
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可