地域で生活する精神障がい者に対する『自尊心回復グループ認知行動看護療法プログラム』実施前後の変化

  • 國方 弘子
    香川県立保健医療大学保健医療学部看護学科

書誌事項

タイトル別名
  • Changes after "Nurse-Led Group Cognitive Behavioral Therapy Program for the Recovery of Self-Esteem" among Community-Dwelling Persons with Mental Illnesses
  • チイキ デ セイカツ スル セイシン ショウガイシャ ニ タイスル 『 ジソンシン カイフク グループ ニンチ コウドウ カンゴ リョウホウ プログラム 』 ジッシ ゼンゴ ノ ヘンカ
公開日
2013
資源種別
journal article
DOI
  • 10.15065/jjsnr.20121225006
公開者
一般社団法人 日本看護研究学会

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説明

本研究は,精神疾患をもつ研究参加者6名に,『自尊心回復グループ認知行動看護療法プログラム』を実施し,実施前後の変化を調査することを目的にした方法論的トライアンギュレーションである。量的研究は,「自尊心」「気分」「心の健康度と疲労度」「精神症状」の変化を測定した結果,「心の疲労度」とその下位尺度である「精神的なコントロール感」,および「精神症状」は全例が改善した。「精神症状」と「精神的なコントロール感」は有意に改善し,「自尊心」は改善したが有意差はなかった。質的研究では,プログラム参加で,自分と向き合う【苦しみ】を体験しながらも【グループ活動の有用性】に支えられながら,【自分に関する理解の促進】を得てメタ認知を強化することで,症状等を【手放す】とともに,肯定的な認識を【取り入れる】体験をした。さらに,認知行動看護療法の技術の【日常での活用】も体験したことを明らかにした。質的研究は,量的研究で得られた実施前後の変化を説明できるものであった。

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