回復期脳血管疾患患者の移乗時見守り解除の意思決定方法とそれに対する看護師のとらえ方

書誌事項

タイトル別名
  • Strategies to Determine the Willingness of Patients in the Convalescent Stage of Cerebrovascular Disease to Move between a Bed and Wheelchair without Healthcare Providers Watching Them,and Nurses' Impressions Regarding Such Strategies
  • カイフクキ ノウ ケッカン シッカン カンジャ ノ イジョウジ ミマモリ カイジョ ノ イシ ケッテイ ホウホウ ト ソレニ タイスル カンゴシ ノ トラエ カタ

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説明

目的:回復期リハビリテーション病棟での脳血管疾患患者のベッド・車椅子間移乗における見守り解除の意思決定方法の実態とそれに対する看護師のとらえ方を明らかにすることである。方法:全国の回復期リハビリテーション病棟の病棟看護管理者とリーダー業務を担う看護師に質問紙調査を行った。<br>結果:病棟看護管理者431名と病棟看護師1,233名から有効回答を得た。意思決定方法の最多は,「看護職を含む多職種合同カンファレンスで検討して決定する」であった。脳血管疾患患者の移乗時見守り解除の判断に困難を「やや感じる」を選択した看護師は47.7%と最も多かった。困難度別の理由をテキストマイニング技法で分析した結果,多職種協働チームでの意思決定や見守り解除に伴う転倒を示すクラスターが抽出された。<br>結論:リハビリテーション看護実践では多職種協働チームでの合意形成が重要であることが示唆された。

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