臨床経験や年齢が看護婦の自己評価に及ぼす影響について (Ⅰ)

書誌事項

タイトル別名
  • The influence of clinical experience and age on nurse self-evaluation, in the context of self-competence (Part I)
  • 臨床経験や年齢が看護婦の自己評価に及ぼす影響について(I): 自己能力評価から
  • -自己能力評価から-

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説明

看護婦の体験や経験が看護婦としてのキャリアの発達にどのように影響しているのか,年齢と経験年数から自己能力評価について調査を行った。 <br>1. 看護研究の学習会の参加者は年代では20歳代(56.2%),経験年数では15年以上(26.2%)の者が最も多かった。 <br>2. 看護婦の自己能力評価の因子構造として,「協調性」 「確実性」 「企画力」 「論理性」 「物事に挑戦する能力」 の5因子が抽出された。 <br>3. 自己能力評価因子の年代別比較では 「確実性」 「企画力」 「論理性」 の3因子に有意差を認め,いずれも年代が高いほど因子の得点が高く,自己の能力を高く評価していた。 <br>4. 自己能力評価因子の経験年数別比較では 「確実性」 「企画力」 「論理性」 「物事に挑戦する能力」 の4因子に有意差を認め,いずれも経験年数が長いほど因子の得点が高く,経験を重ねることによって自己の能力を高く評価していた。

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