無菌室入室中の急性骨髄性白血病患者におけるQOLの変化とその要因

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タイトル別名
  • Factors contributing to the change of quality of life in patients with acute myelocytic leukemia during the treatment in bioclean rooms.
  • ムキンシツ ニュウシツ チュウ ノ キュウセイ コツズイセイ ハッケツビョウ カンジャ ニ オケル QOL ノ ヘンカ ト ソノ ヨウイン

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説明

本研究は,無菌室に入室している21名の急性骨髄性白血病患者の QOL ならびにその低下と,関連した要因について調査したものである。 調査は在室週別・入室回数別に QOL の低下状況,症状の出現状況,身体機能,心理状態等について調査票を用いて調査した。 その結果有意差はなかったものの,入室2週目に発熱等の感染症状が出現しやすい傾向であった。 感情機能は5回目以上の入室では良好な傾向であった。 ただし,疲労は治療期間通じてみられた。 <br> よって,感染症状をコントロールすることにより,患者の QOL 低下をより防止できると考えられた。 また入室回数が増えても感情機能が良好なことより,患者は無菌室に適応していくことが示唆された。

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参考文献 (21)*注記

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