シミュレーションによる歩行者事故の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Car-Pedestrian Accident Using a Computer Simulation Model
- 制動条件が歩行者の飛翔距離に及ぼす影響
- Influence of Braking Conditions on Distance Pedestrians Are Thrown
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説明
本研究では、コンピューターシミュレーションを利用して、死者数が最も多い歩行者事故における衝突速度の算出精度を向上させること目的としている。そこで、(一財)日本自動車研究所(JARI)により開発された歩行者モデル(MADYMO)を用いて、歩行者事故における、車両の衝突速度の算出方法の検討を行った。なお、歩行者の飛翔距離と車両の衝突速度の関係を調査するために、シミュレーションでは2つの異なる制動条件(制動レベル/制動タイミング)として実施した。その結果、制動レベルが下がれば飛翔距離は大きくなり、また、制動タイミングが遅れた場合には、衝突速度40km/h以上では、歩行者の飛翔距離が最大となることが示された。
収録刊行物
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- 日本交通科学学会誌
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日本交通科学学会誌 12 (1), 39-45, 2012
一般社団法人 日本交通科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680719359232
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- NII論文ID
- 130006410120
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- ISSN
- 24334545
- 21883874
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可