医工連携による外傷診療・予防研究の質向上を目指して

  • 益子 邦洋
    医療法人社団永生会 南多摩病院
  • 松本 尚
    日本医科大学千葉北総病院救命救急センター
  • 原 義明
    日本医科大学千葉北総病院救命救急センター
  • 八木 貴典
    日本医科大学千葉北総病院救命救急センター
  • 本村 友一
    日本医科大学千葉北総病院救命救急センター

書誌事項

タイトル別名
  • Quality improvement of injury prevention/research/management enhanced by medico-engineering collaboration
  • イコウ レンケイ ニ ヨル ガイショウ シンリョウ ・ ヨボウ ケンキュウ ノ シツ コウジョウ オ メザシテ

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抄録

国は平成27年までに24時間交通事故死者数を3,000人以下とする数値目標を設定したが、この目標達成のためには医工連携が鍵を握っている。交通事故事例調査の拠点を病院に置くことにより、交通事故と人身傷害に関する詳細な把握が可能となり効果的な対策に繋がる。AACN(Advanced Automatic Collision Notification)とは、従来のACNシステムに改良を加え、衝突事故の方向、衝突時の速度変化(デルタV)、シートベルト装着の有無などの情報から乗員の傷害を予測するシステムであり、AACNが起動するドクターヘリシステムを実用化することにより交通事故死者の大幅な低減が可能となる。

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