<b>運動後の自律神経活動と心理的効果</b><b> </b>

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  • Activity of autonomic nervous system and the psychological effects after exercise

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<p><tt>要旨:</tt> <tt>強度の異なる運動直後の自律神経活動と,心理的活性効果を明らかにし,各々の単回運動後に得られる効果について検討した.対象は健常成人</tt>19<tt>名.自律神経活動は心拍変動解析を,心理効果は日本語版</tt>Profile of Mood States<tt>短縮版を用いた.自転車エルゴメータによる運動にて,</tt>Karvonen<tt>法による運動強度</tt>30%<tt>と</tt>60%<tt>の心拍数に達した後の測定値を運動前と比較した.</tt>30%<tt>負荷の運動後では副交感神経活動指標に上昇を,</tt>60%<tt>では交感神経活動指標に上昇,副交感神経活動指標では低下を認めた.心理指標は,</tt>30%<tt>の運動後で,「不安・緊張」と「抑うつ」に低下を認めた.よって単回低強度運動負荷では,副交感神経活動の亢進がみられ,即時的な心理活性効果も有することが示唆された.</tt></p>

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