朝鮮語―日本語の機械翻訳の評価

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タイトル別名
  • Evaluating Korean-Japanese Machine Translation
  • 朝鮮語-日本語の機械翻訳の評価--言語学的観点から
  • チョウセンゴ ニホンゴ ノ キカイ ホンヤク ノ ヒョウカ ゲンゴガクテキ カンテン カラ
  • ―言語学的観点から―
  • ~From Linguistics Point of View~

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抄録

朝鮮語と日本語は、構造的によく似た言語である。そのため、構造的に日本語との違いの大きい英語などの言語に比べ、日本語への機械翻訳にはかなりの精度が期待できそうである。しかしながら、実際に市販の翻訳ソフトを用いて朝・日翻訳を試みると、その性能は決して高くはないことが分かる。本稿では、言語学的に誤訳の種類を①単語そのもののレベルに関わる誤訳、②単語の共起関係レベルの誤訳、③文法レベルの誤訳、④テクスト論レベルの誤訳に分類し、数種類のテクストを用いて実験し、その種類別の誤訳の割合を調べてみた。実験の結果、誤訳の過半数は共起関係レベルのものであることが分かった。

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