書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis and Adaptation for Exaggeration Types of Animation Motion
- アニメーション ニ オケル ウゴキ ノ シュルイ ブンセキ ト コチョウ ヒョウゲン ノ テキオウ シュホウ
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説明
本研究の最終目的は,労働集約型産業であるアニメーション制作の効率を上げ,映像としての作品の品質を向上させるために,作業のコンピュータ化を行う事である.これまでに,日本式アニメーションが持つ様々な要素を,モーションキャプチャと3DCGによって成立させるために,必要となる基礎的な研究を行って来た.その中で注目すべき点は,モーションキャプチャが捉える物理的な動きと,2次元セルアニメにおける視聴者への受け取られ方の問題がある.これは,物理的な真実である「リアル」と,人間が感じる真実味である「リアリティ」が必ずしも一致しない場合があるという問題でアニメーション制作において重要な要素のひとつである.さらに,映像上のリアリティを向上させるために施される,アニメーション映像における誇張表現の手法と適応度合い,および適用範囲についての取り組みとしての,モーションフィルター技術があげられる.また,現状のトゥーンシェーディングの品質と自由度の向上も重要な要素である. 本論文では,モーションキャプチャによって得られる動きをグループに分類分けし,各々の動きにおける誇張表現の方法と程度について,日本式2次元セルアニメに適用する方法を確定させる事を目的としている.
収録刊行物
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- 図学研究
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図学研究 47 (2-3), 13-23, 2013
日本図学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680726512000
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- NII論文ID
- 10031202150
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- NII書誌ID
- AN00125240
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- ISSN
- 18846106
- 03875512
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- NDL書誌ID
- 024924168
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可