側貌シルエットに対する大学生の主観的評価に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the subjective estimation of the profile silhouettes by the undergraduate

説明

本研究の目的は、異なる9種類の側貌シルエットに対する大学生(北海道大学1年次学生95名)の好みや優しさなどの主観的評価を調べること、およびRickettsのE-lineを用いた側貌形態の計測と主観的評価との関連性を検討することであった。結果は以下の通りである。1.最も好まれた側貌シルエットは、「親しみやすい」、「かっこいい」、「賢い」、「美しい」、「見たい」、「鋭い」、「大人っぽい」で選ばれたシルエットと同じものであった。最も嫌われた側貌シルエットは、「かっこわるい」、「愚かしい」で選ばれたシルエットと同じものであった。2.最も好まれた側貌の上下口唇はともにE-lineより後方に位置していた。3.最も嫌われた側貌の上下口唇はともにE-lineより前方に位置していた。4.上下口唇間の距離はその差が小さいほど好まれるのに対して、大きいほど嫌われる側貌であった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680728443264
  • NII論文ID
    110008699062
  • DOI
    10.20760/dokyo.27.1_59
  • ISSN
    24326747
    0916202X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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