本邦草地における火入れ温度の測定 : 第2報 燃料の着火および燃焼熱量

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タイトル別名
  • Burning Temperatures of Grasslands in Japan : II. Ignition and combustion-heat of fuel
  • 燃料の着火および燃焼熱量
  • ネンリョウ ノ チャッカ オヨビ ネンショウ ネツリョウ

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説明

ススキ型,シバ型,ササ型の各草地内可燃性材料について,その着火性と燃焼熱量を検討した。1.材料は350℃内外の温度で無焔着火し,400-600℃以上の温度になると発火して燃えた。2.温度が350-800℃の範囲では,着火する温度(T℃)と時間(t sec)との間にT^<3.7>t=K(一定:着火指数)の関係があった。この着火指数はススキの生茎,生葉鞘,ササの生茎では100-200×10^<10>,ススキ,シバ,ササの枯葉では2-4×10^<10>であった。3.ススキ,シバ,チマキザサの生体または枯死して1,2年のものゝ燃焼熱量は,ほゞ4300-4600cal/gで,草種による相違はほとんど見られなかった。

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