書誌事項
- タイトル別名
-
- Usefulness of Report Creation in the Ultrasonography using of Speech Recognition Imaging Findings
この論文をさがす
説明
超音波検査は,放射線に比べ,レポートを含むファイリングシステムの導入が遅れている.主な要因として放射線とのワークフローの違いと入力支援ツールが未成熟であることが挙げられる.超音波でのシステム化を推進するにあたり,超音波メーカーの協力を得て,装置内に音声認識ツールを導入し,検査中に所見入力を行うワークフローの変換の試みを行った.腹部,循環器,レポート作成に有用であった.超音波ではワークフローから見直すチャンスが残されており,システム化の基本である発生源入力から考えても,検査中の所見入力は,超音波の特徴であるリアルタイム性に最も適合したワークフローである.迅速な所見入力は,検査の作業効率を上げ,検査枠増加や予約待ち期間短縮を可能にする.システム化推進の際には,増収効果が得られることが望ましい.超音波リアルタイム所見入力はワークフローに注目した新しい検査スタイルとして有用性が高いと考えられた.
収録刊行物
-
- 医療情報学
-
医療情報学 25 (1), 29-35, 2005
一般社団法人 日本医療情報学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680729342848
-
- NII論文ID
- 10025685172
-
- NII書誌ID
- AN10024228
-
- ISSN
- 21888469
- 02898055
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可