石灰コート種子を用いた時のアルファルファ草地の定着と収量

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タイトル別名
  • Establishment and Yield of Alfalfa (Medicago sativa L.) Sward Using Lime-coated Seeds
  • Establishment and Yield of Alfalfa Medi

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抄録

アルファルファ・石灰コート種子を用いた時の栽培効果について,散播と条播で3年間調査し,ノーキュライド種子と比較した。播種1ヵ月後の幼苗の定着率にコート種子の効果は見られなかったが,播種年の2番草以降,コート種子の生存個体率は約10%高く経過した。コート種子による個体重増加効果は,播種後2年間認められた。コート種子は,播種年には散播・条播で共に30%の増収,2年目には散播のみで30%の増収効果が認められた。石灰コート種子は初期の根粒着生効果により,播種粒数をノーキュライド種子の45-60%に節減できると考えられる。

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