寒冷地におけるサイレージ用トウモロコシの原料生産特性と早晩性品種群の配合に関する研究 : IV.地帯区分と品種配合

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on the Productivities of Corn as Silage Materials and Cropping Combination of Varieties Different in Maturation Dates for North-eastern Area of Hokkaido : IV. Distribution map based on the heat-unit accumulation and combinations of varieties in Hokkaido district
  • 寒冷地におけるサイレージ用トウモロコシの原料生産特性と早晩性品種群の配合に関する研究-4-地帯区分と品種配合
  • カンレイチ ニ オケル サイレージヨウ トウモロコシ ノ ゲンリョウ セイサン

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説明

単純積算温度によって,北海道の地帯区分を行い,またそれぞれの区分における品種配合を試みた。得られた結果は次の通りである。単純積算温度150℃を1区の幅とし,北海道をAからFの6区に区分した。次に各区に早晩性品種群の配合を試みたところ,道東道北地帯の主要部を占めるC,DおよびE区では早生品種群を中心とした中生品種群との配合,また道央以南を占めるAおよびB区では中生および晩生品種を中心とする配合が適当であると推定された。DおよびE区においては,平年で乾物率30%の原料をうる品種配合のためには,現在の早生品種より早熟な2つの極早生品種群育成の必要性が認められた。これらの極早生品種の絹糸抽出期は十勝農試においては「ワセホマレ」の8月4日に対し,7月28日および7月21日と推定された。

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