寒冷地におけるサイレージ用トウモロコシの原料生産特性と早晩性品種群の配合に関する研究 : VII.北海道相対熟度(HRM)の提案

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on Productivities of Corn as Silage Materials and Cropping Combination of Varieties Different in Maturation Dates for North-Eastern Areas of Hokkaido : VII. A Proposition of Hokkaido Relative Maturity Scale
  • 寒冷地におけるサイレージ用トウモロコシの原料生産特性と早晩性品種群の配合に関する研究-7-北海道相対熟度(HRM)の提案
  • カンレイチ ニ オケル サイレージヨウ トウモロコシ ノ ゲンリョウ セイサン

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説明

サイレージ用トウモロコシの適正な品種の配合栽培には,品種の適確な表示が必要である。この点で,現行の「早〜極晩」および相対熟度は必ずしも適当でない。そこで,北海道の温度条件とトウモロコシの生育特性を考慮して,次式による数値を求め,これを「北海道相対熟度」(HRM)と呼称した。Σ(SHU)/HU=HRM(日)ここで,分子は播種からホールクロップのDM30%に至るまでの各品種に要求される日平均気温の単純積算温度(SHU)である。また,分母は生育期間における日平均気温の北海道内各地の平均値で,具体的には17.5℃とした。これによる「ワセホマレ」の「北海道相対熟度」は130日,また「ホクユウ」のそれは142日となった。

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