乳用牛によるバヒアグラス(Paspalum notatum FLUGGE)放牧草地への糞の排泄

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タイトル別名
  • Return of Dung to Bahiagrass (Paspalum notatum FLUGGE) Pasture by Dairy Cattle
  • 乳用牛によるバヒアグラス(Paspalum notatum Flugge)放牧草地への糞の排泄〔英文〕
  • ニュウヨウギュウ ニ ヨル バヒアグラス Paspalum notatum F

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抄録

ホルスタイン育成牛によるバヒアグラス放牧草地への糞の排泄様式について調査した。1日1頭当りの排泄糞乾物重量ならびに排糞回数は,牧草および濃厚飼料の乾物摂取量と正の直線関係を示した。1回の排糞で生じる糞塊個数は,1.66個前後の比較的一定した値をとった。草地と休息場を31の区画(約60m^2)に分けて,排泄糞塊個数を計数した場合,それぞれの区画内に落ちる糞塊個数の割合は,区画と休息場との距離および区画と休息場と反対側の牧柵との距離により説明できた。休息場ならびに休息場と反対側の牧柵は,どちらも,糞塊を集中させる要因であった。草地の各区画内での糞塊の分布は,一般にポアソン分布に従った。

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被引用文献 (5)*注記

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