バヒアグラス(Paspalum notatum Flugge)草地における草量の水平分布の牛放牧に伴う動態

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タイトル別名
  • Dynamics of the Horizontal Distribution of Herbage Mass in a Bahiagrass (Paspalum notatum Flugge) Pasture with Grazing by Cattle
  • Dynamics of the Horizontal Distribution

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抄録

放牧家畜が草地のどのような草量の場所からどれだけ採食するのかを解明する第1歩として,草量の水平分布の放牧に伴う動態を,放牧前後の草量の関係,ならびに,放牧に伴う草量変化と放牧前草量との関係,といった点から解析した。草量の水平分布は,草量計を用いて,肉牛が放牧されるバヒアグラス草地において,放牧前後に,固定トランセクトに沿って測定した。牛群は,放牧前草量の大きな場所から,そこの草量が放牧後にも大きく維持される程度に,多く採食するという基本原則に従い,かつ,放牧前の平均草量が小さいほど,草量の大きな場所をより強く選択する傾向で,草地を採食したと考えられた。

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