パニカム属6品種における生育の季節的変化と越冬性との関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Seasonal Changes in Growth and their Relations with Overwintering in Six Varieties of Panicum
- Seasonal Changes in Growth and their Re
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抄録
圃場栽培したPanicum maximumとP. coloratum各3品種の越冬性を比較した。株の越冬率(全株数に対する越冬株数の比率)はマカリカリが最も高く,次いで,タユタカ,ガットン,グリーンパニックの順であり,ナツカゼとタミドリは越冬しなかった。越冬率は,12月末までの乾物生産速度とは有意な相関がなく,10月から12月末までの生殖茎率とは有意な負の相関,栄養茎数とは有意な正の相関を示した。各分げつの地下節位分げつ芽の生存率は,12月末には生殖茎よりも栄養茎の方が著しく高かった。これらのことより,12月末において株当たりの栄養茎数の多いことは越冬性の高い品種の特性であると推察された。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 43 (2), 103-110, 1997
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680730999040
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- NII論文ID
- 110004837372
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 4294232
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可