パニカム属草種・品種における初冬までの分げつの生育と越冬性との関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between Tiller Development before Wintering and Overwintering Ability among Six Varieties of Panicum.
- パニカムゾク ソウシュ ヒンシュ ニ オケル ショトウ マデ ノ フンゲツ ノ
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抄録
パニカム属6草種・品種について秋から初冬における分げつの生育と越冬性との関係を検討した。分げつの生育と越冬性は草種により相違し, 両者の関係から, 初冬における全茎数に対する栄養茎の比率が高いこと,生殖茎の地上節分げつ数が少ないこと, 母茎の地下節位の分げつの生長が下位の節から上位の節へと進むこと, 母茎の地下節位が地表から深い位置にあることは, いずれも越冬性を向上させる要因とみなされた。この要因の充足度は, マカリカリグラスが最も高く, 次いでタユタカ, ガットンであり, グリーンパニックは最も低かった。越冬性の草種・品種間順位も, 上記の要因の充足度の順位と一致した。ナツカゼとタミドリは, 要因の多くがマカリカリグラスとは逆の関係になっており, 越冬しなかった。以上のように, 秋から初冬にかけての分げつ構成が越冬性に影響することが明らかとなった。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 44 (1), 67-72, 1998
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680731144704
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- NII論文ID
- 110003849713
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 4503743
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可