寒地型牧草地における草地更新の有無とイノシシ(Sus scrofa L.)による採食被害の関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between Grazing Damage Caused by Wild Boars (Sus scrofa L.) on Temperate Grasslands and Grassland Renovation
- カンチガタ ボクソウチ ニ オケル ソウチ コウシン ノ ウム ト イノシシ Sus scrofa L ニ ヨル サイショク ヒガイ ノ カンケイ
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説明
イノシシによる採食被害と草地更新との関係について明らかにした。近接する3ヵ所の寒地型牧草地において,更新年と無更新年の2年間調査を行った。糞塊数からみたイノシシの牧草地利用は,更新しなかった年には分散していたが,更新年には更新草地に集中していた。更新年には更新草地でのみ,イノシシの採食によって保護ケージ内外草量に大きな差が見られたが,いずれの草地でも更新を行わなかった年には全ての牧草地で保護ケージ内外草量に差が見られ,被食割合が約7割という試験地もあった。以上のことから,更新を行っていない牧草地でもイノシシによる深刻な採食被害が発生することが明らかになった。保護ケージを用いて被害を確認した上で,被害防止対策を講じる必要がある。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 56 (1), 20-25, 2010
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680733032064
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- NII論文ID
- 110007594037
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 10709999
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可