九州北部における飼料用トウモロコシ(<i>Zea mays</i> L.)二期作体系での1作目に利用する品種の早晩性と栽培期間および2作目の播種時期が栄養収量と乾物率に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • Suitable Maize (<i>Zea mays</i> L.) Double-cropping System for Silage in Northern Kyushu, Japan
  • 九州北部における飼料用トウモロコシ(Zea mays L.)二期作体系での1作目に利用する品種の早晩性と栽培期間および2作目の播種時期が栄養収量と乾物率に与える影響
  • キュウシュウ ホクブ ニ オケル シリョウヨウ トウモロコシ(Zea mays L.)ニキサク タイケイ デ ノ 1サクメ ニ リヨウ スル ヒンシュ ノ ソウバンセイ ト サイバイ キカン オヨビ 2サクメ ノ ハシュ ジキ ガ エイヨウ シュウリョウ ト カンブツリツ ニ アタエル エイキョウ

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説明

<p>九州北部での飼料用トウモロコシ2期作体系に適した品種の早晩性と,栽培期間の組合せを明らかにするため,1作目に極早生から中生品種を作付し,適した品種を検討した。また,1作目の収穫時期に対応する2作目の播種期移動試験を行った。その結果,1作目に極早生品種を作付し,7月下旬に収穫,2作目を8月上旬に作付する体系では,年間TDN収量は2201kg/10aとなり,1作目,2作目ともサイレージ調製に適した乾物率となった。一方,1作目に早生・中生品種を作付し,8月上旬に収穫,2作目を8月中旬に作付する体系では,年間TDN収量は2096kg/10aと約5%低く,2作目の乾物率が18.2%と低かった。そのため,九州北部のトウモロコシ2期作体系では1作目に極早生品種を利用し,7月下旬に収穫,2作目を8月上旬に播種する体系が適していると考えられた。</p>

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