書誌事項
- タイトル別名
-
- Factors influencing the eating and swallowing functions of patients who have undergone surgery for proximal femoral fracture
- ダイタイコツ キン イブ コッセツ ジュツゴ カンジャ ノ セッショクエンカ キノウ ニ エイキョウ オ オヨボス インシ ノ ケントウ
この論文をさがす
抄録
【目的】大腿骨近位部骨折術後患者において、入院期間中の摂食嚥下機能の低下に影響を及ぼす因子を検討することを目的とした。【対象及び方法】当院にて大腿骨近位部骨折に対し手術を施行した26例を対象とした。摂食嚥下機能は入院期間中の食形態を指標とし、食形態が変化しなかった群 (A群) と、食形態の調整または水分にトロミが必要となった群 (B群) について検討した。【結果】A群に比べ B群は入院時 CRP値 (p=0.04) 、施設からの入院割合 (p=0.03) が有意に高かった。入院時血清アルブミン (Alb) 値、入院時 Body Mass Index (BMI) には統計学的有意差を認めなかったが (いずれも p=0.08) 、B群で低い傾向がみられた。【結論】施設からの入院例、炎症を認める症例、入院時 Alb、BMIが低値で低栄養が疑われる症例は、入院期間中に摂食嚥下機能が低下しやすく注意が必要であると考える。
収録刊行物
-
- 日本静脈経腸栄養学会雑誌
-
日本静脈経腸栄養学会雑誌 30 (6), 1267-1271, 2015
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680735027200
-
- NII論文ID
- 130005114941
-
- NII書誌ID
- AA12716548
-
- ISSN
- 2189017x
- 21890161
-
- NDL書誌ID
- 030737182
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可