助言型 ISA および速度遵守インセンティブプログラム (IPNS) が 生活道路におけるドライバーの走行速度に与える影響 ~フィールド実験に基づく考察~
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Advisory ISA and Incentive Program for Not Speeding (IPNS) on Driving Speeds on Community Streets: a Discussion Based on a Field Trial
説明
近年,欧州を中心に Intelligent Speed Adaptation (ISA) が注目されるとともに,日常的な速度遵守実態に応じて報酬やペナルティを適用することで速度抑制のためのインセンティブを働かすという概念が議論されはじめている.本研究では約 5 ヶ月間のフィールド実験を行い,助言型 ISA および速度遵守インセンティブプログラム (IPNS) が,生活道路におけるドライバーの走行速度に与える影響について分析・考察を行った.その結果,助言型 ISA がゾーン 30 区間において一定の速度遵守効果を有すること,今回適用した IPNS は速度規制の無い狭幅員道路も含めた生活道路全般で高い速度抑制効果を有すること,助言型 ISA や IPNS の解除後もゾーン 30 区間では一定の速度遵守割合を保つ傾向にあること等が示された.
収録刊行物
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- 交通工学論文集
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交通工学論文集 2 (2), A_108-A_114, 2016
一般社団法人 交通工学研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680735876736
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- NII論文ID
- 130005125347
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- ISSN
- 21872929
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可