オーバーラップ型製品開発におけるフロントローディングの効果
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- 糸久 正人
- 東京大学ものづくり経営研究センター
Description
<p>本稿の目的は、オーバーラップ型製品開発プロセスにおけるフロントローディングの効果を分析することである。具体的には、相互依存関係にある製品設計(上流)と量産準備(下流)のプロセスにおいて、上流でロバストネスを確保するタグチメソッドを導入した場合、どのようなメカニズムでリードタイムが短縮するのか、ということを検証した。A社における事例分析および29の製品開発プロジェクトに対するアンケート調査の結果から、上流に多くの工数配分を行うフロントローディングを実施することで、上流と下流の間でとりあえずの情報のやり取りを介したオーバーラップが促進し、製品開発リードタイムが短縮する、という知見を得た。</p>
Journal
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- Akamon Management Review
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Akamon Management Review 11 (4), 237-254, 2012
Global Business Research Center
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680736194560
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- NII Article ID
- 130005402211
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- ISSN
- 13474448
- 13485504
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
- Crossref
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- Abstract License Flag
- Disallowed