石炭ガス化プラントにおけるCO<sub>2</sub>分離回収技術(物理吸収法)

書誌事項

タイトル別名
  • CO<sub>2</sub> Capture Technology in Coal Gasification Plant by Physical Absorption

説明

CO2排出抑制に対する社会的要請が高まる中,クリーンコールテクノロジーとしては従来の「高効率化」に加え,CO2排出を直接削減するCO2分離回収技術の導入が求められている。EAGLEプロジェクト(EAGLE:Coal Energy Application for Gas, Liquid and Electricity)は,高効率石炭ガス化発電[IGCC(石炭ガス化複合発電),IGFC(石炭ガス化燃料電池複合発電)]をはじめ化学原料や合成燃料製造等,石炭の幅広い用途への適用を視野に入れ,コア技術となる酸素吹石炭ガス化技術の確立を目的としたプロジェクトであり,電源開発(株)若松研究所に石炭供給量150ton/day規模のパイロット試験設備を設置し,平成14年より試験運転を行っている。本論文においては,平成24年より試験を開始した物理吸収液(Selexol)を用いた物理吸収法のCO2分離回収技術について,CO2回収エネルギー低減に向けたパラメータ変化試験の状況を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680736529408
  • NII論文ID
    130005069319
  • DOI
    10.14942/tenpes.10.95
  • ISSN
    21886148
    2187929X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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