セントポーリア‘トモコ’の赤紫色花と灰紫色葉におけるアセチル化アントシアニジン 3-<i>O</i>- ジグリコシド

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タイトル別名
  • Acetylated Anthocyanidin 3-<i>O</i>-di-glycosides in Red-purple Flowers and Grayed-purple Leaves of <i>Saintpaulia</i> ‘Tomoko’
  • Acetyland Anthocyanidian 3-O-di-glycosides in Red-purple Flowers and Grayed-purple Leaves of Saintpaulia ‘Tomoko’

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抄録

セントポーリア‘トモコ’の赤紫色花の 5%酢酸水または 5%ギ酸水抽出物から新たなアセチル化アントシアニンを単離した.化学およびスペクトル分析による構造解析の結果,ペオニジン 3-O-[6-O-(4-O-(アセチル)-α-ラムノピラノシル)-β- グルコピラノシド](色素 1)であった.さらに,2 種類の既知アセチル化シアニジン配糖体として,シアニジン 3-O-[6-O-(4-O-(アセチル)-α- ラムノピラノシル)-β- グルコピラノシド](色素 2)とシアニジン 3-O-[2-O-(β- キシロピラノシル)-6-O-(アセチル)-β- グルコピラノシド](色素 3)がセントポーリア‘トモコ’の赤紫色の花と灰紫色の葉からそれぞれ同定された.これら 3 種類のアントシアニンはセントポーリア属では最初の報告である.

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参考文献 (11)*注記

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